ズンまげ

2010年12月6日(月)
THE BACK HORN「KYO-MEIツアー」~アサイラム~@渋谷CLUB QUATTRO

まさかのアサイラム全曲披露。
まさかの上海狂騒曲。
そしてまさかのズンまげ。

そんなツアーファイナルでありました。


画像


栄純側カウンター2列目でスタンバイ。
SEが鳴り、登場してきた栄純の頭のシルエットが変、、、。
あれ?もしかして?
やだー、ちょんまげしてるーー!あはははははっ!

とか笑ってるうちにマツのカウントが入る。
一曲目はもちろん「雷電」。
オーディエンスのわずかばかりの隙間を、ダークエネルギーで満たしていくようなイントロからAメロBメロ。
蓄積された熱が一気に放出されるサビ。
ぐいんぐいんとうねる光舟のベースに蹂躙される。
ズンのちょんまげが激しく揺れている。


「ラフレシア」になるとちょんまげは、なぁ曰く「なすび」状態(笑)。
(なすびって「懸賞生活」のあのなすびのことだよね?)
どんどんまげが小さくなっていって、もういじわるばあさんみたくなっちゃってる(笑)。


「サニー」の二番目でベーストラブル。
まったく音が出ない状態が2フレーズほど続いたかな?
無音のまま、それでも、いや、それだからこそ、激しい動きでベースを弾き倒す光舟に歓声が飛ぶ。

ズンはカッと目を見開き、ドヤ顔で観客を威嚇。
ドヤ顔通り越して、あれじゃあ不動明王だよ(笑)。


「再生」で、ついにズンのちょんまげはほどけてバッサバサに。
そんなにゆるくしばってたわけでもないだろうに。
最強のキューティクル持ってんだな(笑)、うらやますい。
つーか、途中からほどかすために頭振ってるようにも見えたもんな。


舟がライトハンドやったのって「カラビンカ」でだっけ?
あれ、いつもやってた?
めちゃかっこよかったんですけど。
光舟の猫のTシャツ、かわいかったな。

アウトロけっこうたっぷりめにひっぱるから、
「この思わせぶりな感じ、次はきっと“羽衣”よっ!」
と期待にむんむんしてたら、、、やっぱりきました「ローブオブフェザー」(笑)。
あー、心地ええな、このベース、このギター、このドラム。
環境音楽?ポストロック?っての?
THE BACK HORNにしては洗練された音なのだけど、敷居が高く感じないのは、やっぱどこか抜けてて人間臭さを感じさせるからなんだよね。


「ヘッドフォンチルドレン」、、、油断してました(笑)。
マツったらこっちの気持ちを読んでたんだか、そんな気分だったのか、単に間違ったんだか、1番目のマツパートで「しぶやっ」って。
不意打ち食らっちゃいましたー。
へ?じゃあ二番目はどーすんの?と身構えてたら、、、
「へい」って!
なにが「へい」だよーーー!もうっ!
笑って笑って涙が溢れた。


「羽衣」やったからやらないかと思ってた「海岸線」にびっくり。
ミラーボールじゃないんだけど、小さなライトがいっぱい回ってる。
こんなオサレな空間作ってくれちゃって!
ばくほんのくせにっ!(笑)


この日の「冬のミルク」は別格だった。
過去、何度となく聴いた大好きな曲だけど、私にとっての一番の冬のミルクは、タワレコのインストアライブで初めて聴いたこの曲だった。
(ちなみに二番目が武道館)

この日の「冬のミルク」は、山田の声の掠れ具合も絶妙で切なさ倍増。
「夜を抜け出す」の「す」がね、もうね、その一音だけで泣けるんですよ。
感情を抑えてBメロ。
そしてサビに思いの丈全てを注ぎ込んで。
何度もライブで歌い込んで磨かれてきた表現力。
最後の「なんかすんなよーおぉ~」の絶叫も完璧。
歌い終わったときの山田の顔が印象的だった。
清々しい、満足感が伺える顔。
静かなどや顔とでも言いましょうか(笑)。

山田のスタンドマイクを持つ腕、その肘の先から汗の雫が落ちていく。
とてもとても綺麗な光景だった。


「ペルソナ」と「太陽の仕業」も日替わりだったのに、この日はどちらも演奏された。
てことはぁ?
アルバム「アサイラム」からは全曲演奏されたってことだ。
すげーな、やっぱファイナルは参戦すべきだよなぁ。


それにアンコール1曲目はなんと「上海狂騒曲」!
イントロ始まった瞬間、驚きの歓声をあげるオーディエンス。
じらすようなイントロ。
演奏する方も観客も、このあとどんな事態になるのかわかっててわくわくしてるのが感じ取れる。
早くー早くー!うずうずうず、、、。
そしてテンポが上がった瞬間、極限まで膨らんだ期待がスパーク!
なぜか笑いが止まらない私。
もう楽しくって嬉しくってアホアホしちゃいました。


アンコール2曲目は「無限の荒野」。
この曲やらないでこのツアーは終われないでしょう!
「否、まだだ、ここでは死ねない」
思いっきり叫んで跳ねて大団円。


とっても綺麗ないい笑顔を残してステージを去ったメンバー。
客電が点き、クロージングSEが鳴っても帰らないお客さんと鳴りやまないアンコール。
「これはやるだろ」と期待してると、やっぱりメンバー再登場!
やったー、ダブルアンコ!嬉しい!
でもちょっと申し訳ない気持ちにもなっちゃうんだよね。


あとやってない曲は、、、そうだよね、「刃」!
ズンの満面の笑顔。
ここでまたすぐ私はじんときちゃう。
私がTHE BACK HORNのライブを初めて見てからしばらくの間は、彼らの笑顔なんて見たことなかったんだもん。
笑顔どころか客を見ることもほとんどなく、たまに向ける眼差しは焦点が合ってなかったり、睨みつけるばかりだったり。
笑わない、しゃべらない人たち。
内省的で衝動は吐き出したらそのまんま。
それが今や、客ひとりひとりを見渡し、うなずき、笑顔を見せて感情を共有しようとしている。
MCコーナーなんて作って、軽妙な(?・笑)トークで観客の笑いを誘う。
またおばさん臭いこと言っちゃうけど、「あのコがちがよくぞここまで、、、」って気持ちになっちゃう。

ま、こっちのそんな思いとは関係なく、THE BACK HORNは変わり続けていくんだろう。
変わらないものもいっぱい抱えて。

マニアックヘブンvol.5では、そんなずっと変わらないものを確かめに行くよ。
あんな曲やこんな曲、楽しみにしてるからねっ!


【セットリスト】

雷電
ラフレシア
サニー
再生

カラビンカ
羽衣
ヘッドフォンチルドレン
海岸線
汚れなき涙
冬のミルク
閉ざされた世界
ペルソナ
太陽の仕業
コバルトブルー
戦う君よ
パレード

en.1

上海狂騒曲
無限の荒野

en.2



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この記事へのコメント

なぁ
2010年12月13日 01:30
そうそう、そのなすび!冷や汗
到着して最初に目に入った光景が「ズンなすび化」冷や汗2
それはともかく(笑)ホントにいいライブだったね。
いまんとこ今年イチ!
今年のライブも残すところあと2本。
さて、アサイラムファイナルを越えるか!?
大いに期待揺れるハートうれしい顔
13
2010年12月13日 19:20
ああうらやましい…良いライブだったことがはしばしから伝わってきて地団駄踏んでます。
「ゆわいてもさっとほどける」さすが栄純。なすびから不動明王まで喩えに愛を感じました。
羽衣は最初聞いた時にあんましこうなっちゃったらやだなーって思ってました、他バンドの影響やら栄純の最近の音楽の嗜好やらもろに反映してて。
でもあくまでバクホン流なんですよね、やっぱり垢抜けなくて安心する。途中からセトリから抜けちゃって残念だったのに…ああ。
この曲のリズム隊大好きなのに。

アルバム全曲ファイナルでってのは初めての事という話もネット上で見ました。4人の自信の顕れかな?これからは何がなんでも行かねば、と決めました。
みき
2010年12月14日 20:12
>なぁ
やっぱあの「なすび」だよね。
本物の、野菜のなすびじゃないよね(笑)

もう来週がマニヘブかぁ、、、1年早いな。
うちらが一番聞きたいあの曲(マツラップの…笑)、やってくれるかね?
ズンがセンターに立つなんてこと、、、ないかなぁ?
みき
2010年12月14日 20:30

>13さま
ズンのキューティクル、少し分けてほしいくらいです(笑)。
ほどけてバサバサになったとき、色っぽかったですよ。

「羽衣」とか「海岸線」とか、CDで聴いたときは「こんなのばくほんじゃない!」とか思ったけど、やっぱりライブで聴くといいんですよねぇ。

ファイナルは、わざわざ小さいハコを選んだってことに、かえって意気込みを感じてしまいました。
より近く、より濃密にファイナルの熱を感じ合いたかったんだろうなぁ、って。
次のツアーはぜひファイナルにも行きましょう!

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    Excerpt: ズンまげ 桃色の日々/ウェブリブログ Weblog: プラダ メンズ racked: 2013-07-08 22:02