この世界はビューティフル!

ARABAKI二日目。
この日も気持ち良く晴れ渡った空。
う~ん、清清しいわぁ!

朝7:30にホテルのロビーに集合した我々。
きっつきつのスケジュールなので早めの出発なのだ。

私はTHE BACK HORNとARABAKIのコラボTシャツがどうしても欲しいので、もし物販が長蛇の列だったら一発目に見る予定のザ50回転ズを捨てても並ぶ意気込みなのだ。
ま、そんな意気込みは必要ないだろうけどね。

ってことで案の定あっさりゲット。
栄純描き下ろし「荒吐姐さん」Tシャツ。
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オフィシャルサイトで見て「ライムはないなぁ、パープルだな」と思ってたけど、実物見たら意外にライムが可愛い。
ってことで↓
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似合うかどうかはどーでもいいんです(笑)

この日は帰りのことも考えて、ラストのTHE BACK HORNが出るARAHABAKIステージ近くに基地を設置。
ゲートにもローソンにも近い好位置。
ちょっと人目に曝されるけどね。

ザ50回転ズまでまだ時間があるので、まずはローソンで買った生ビールとソーセージで乾杯。
天気もいいし最高の気分。


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なぁにもらった画像。
雪山と桜のコラボが珍しかったらしい。
東北育ちの私にとっては普通の光景なんだけどな。
でも綺麗だね~。
(見ず知らずの人が写りこんじゃってるけど(笑)

まったりビールなんて飲んでると、ここに何の目的で来たのかうっかり忘れそうになる。
いけねーいけねー!
さ、ARAHABAKIステージでの、ザ50回転ズへゴー。

今までのフェスでも観る機会はあったんだけど、なんでかいつも他と被ったりしてタイミングが合わなかったこのバンド。
その強烈なビジュアル、憶えやすいメロディと歌詞、ヘンなことやってるけど演奏は上手いしめちゃくちゃカッコイイ!
ってイメージがあったけど、やっぱすっげー楽しかった!
怒髪天とかウルフルズとかに共通するようなエンターテインメント性を感じた。
また絶対観たいと思うバンドができちゃったなぁ。


次はHATAHATAステージのZAZEN BOYSへ。
去年はHANAGASAステージのテントから人が溢れ出ちゃって、ほとんどメンバーの姿を拝めなかったZAZEN。
しかも寒さと疲労でテンション下がりまくり、荒行を受けてるような気分で聴いてたんだよな。
でも今年は晴れ渡った空の下、演奏中に桜吹雪が乱れ飛び、まるで仁侠映画を見ているようだった。
いやだってほんと、ステージの真ん中にメンバーがぎゅっと寄って、真剣勝負をしているような目つきで音を鳴らしてて、それを桜吹雪越しに見ているんだぜ?
もー、ぶっ倒れそうにかっこよかった!

かと思えば、向井はマイクテストで「け、け、ねこ、ねこ、みけねこ」とか言って笑わしてくれるし、カシオマンはチャルメラのメロディーを弾いたりするし。
すっごいグルーブでこちらを圧倒するけど、こういう茶目っ気を見せてくれるのもこのバンドの魅力なんだよな。


ARAHABAKIステージでの毛皮のマリーズ。
「愛の賛歌」をSEにメンバー登場。
志磨はスーツもフリルのブラウスもアイシャドーもブルーだわ!きゃあ!
パンツの腰の位置高けー!(笑)
志磨もMCで言ってたけど、日本で一番日光が合わないバンドだな。
ほんとにこの人は、今の吉井和哉がもうやらないことをやってみせてくれるよなぁ。

「世間には幸せじゃない人が多いけど、ここにいる人たち、ロックンロールに関わってる人たちは幸せなんじゃないかと思う。
あなたたちの好きな人と、その人との間に生まれる子供のことを考えながらこの曲を聞いてみてください」
と言って始まった曲は「ビューティフル」。

ビューティフルに
ビューティフルに
生きて死ぬための僕らの人生


どうせ短い人生なら、美しく幸せに生きなきゃダメなんだ。
私は今、誰よりも正しいことをしているんだ。いるべき場所にいるんだ。
と思ったら涙が出た。

最後はマイクスタンド叩きつけ、咥え上げたあげく、優雅に手を振ってステージから去って行った志磨。
うわーん!かっこいいよお!楽しかったよお!

【セットリスト】
BOYS
ボニーとクライドは今夜も夢中
REBEL SONG
ビューティフル
愛する or die
恋をこえろ


マリーズに続けてARAHABAKIでは黒猫チェルシーが出演だけど、アラバキラヂオにTHE BACK HORNが出るのでDate fm公録ブースへ。
テント内の椅子は既に満席だったので立ち見。
ステージ上には椅子が5つ並んでいたので、メンバー全員出演するんだぁ!とわくわくしてたら、直前に撤去されて椅子ふたつに(笑)
こうなると誰が出るのかもうわかっちゃうって。

予想通り松田ひとりで登場。
客の多さに一瞬たじろいだ表情のマツ(笑)かわい!
あとはもう、松田節全開で会場は爆笑失笑の渦。
曲調の説明を「じっとり」と言ったり、磐越を磐梯と言ったり、新曲について話してる最中に飛んでる虫を叩き落としたり。
しまいにゃー、「忘れてましたけど、これ放送されるんですよね?ここにいる皆さんにだけ向けてしゃべっているわけじゃなかったんですね」だって、、、。

ずっとこのフェスに出続けたい。
なんならプロレス会場の隅っこで弾き叫びライブをやったっていい、なんてことも言ってたな(笑)

そんな自由すぎるマツを、子供を見守るような表情をしてステージ袖で控えていたマネージャー・ほそなっつぁんが印象的だった(笑)


タワレコのブースでは怒髪天・増子兄ぃとクリエイターの箭内さんのトークショーが開催されるとのことで行ってみた。
しかし既に黒山の人だかり。
ギャラリーが兄ぃと箭内さんを半円状に取り囲んでいて、ちらっとだけ見えた兄ぃの顔が変!
口の周りにぐるっと髭が描かれていて、まるで鬼瓦権造(若い方は知らないだろうね・笑)
しかしマイクもなく、黄色いメガホンでしゃべっているから何言ってんだか全然聞こえなかったよぉ。
なんで今年は怒髪天出なかったんだろう、、、。


MICHINOKUステージの吉井和哉。
まずは吉井以外のメンバー登場。
きゃああっ!久々のエマちゃんだぁ!
すっごい歓声だ。
黒のスーツがかっこいいっ!
それに対して登場してきた吉井はブルーのパーカーにダメージのジーンズ。
ちょっとぉ、、、あまりにもラフすぎるんじゃない?
ステージ上での吉井のジーンズ姿って、記憶を辿ってみたけど初めてだと思う。

一曲目は「WEEKENDER」。
歌詞がドンズバにハマった。
「今年一番のアラバキになりそうで」
って歌うと思ったよ(笑)

MCでは
「やっと出させてもらいました。このアラキロックフェス」
っていかにも吉井っぽいおやじギャグも飛び出した。

「最近気に入ってるカバーをやります」
と、ビートルズのカバー「Yer Blues」をやったときは「まだ年末のモードから抜けてないのか?」と思ったけど、次の「TVのシンガー」のイントロで一気に弾け飛んだ。
エマがいるからやったんだよね、きっと。

久々に聴いた「Beautiful」。
野外で聴くと気持ち良さが違うなぁ。
フェスには付き物の、客のヘンな横揺れは気持ち悪かったけど。
「簡単な格好でいいじゃないか」という歌詞はまんま今の吉井のことだね(笑)

今気付いたけど、マリーズも吉井も表記は違うけど「びゅうてぃふる」って曲やってるじゃない。
しかも衣装の色も同じブルーだ。
打ち合わせしたのか?(笑)
しかし同じ曲名、同じ衣装の色、そしてリスペクトする方とされる方で、こんなにも違うもんなんだなぁ。
でも根底に流れる血の匂いは一緒だ。
今はそれは志磨の方が濃ゆいだけなのだ。

最後は反則の(笑)「バラ色の日々」。
すんごい大合唱だ。
4年前のひたちなかで聴いたときのような感激はなかったけど、この曲が一番テンションあがったー。
吉井も気持ち良さそうだった。
トリじゃないのにアンコールを求める客もいたなぁ。

吉井のステージが終わって会場を出るとき、近くにいた女の子二人のこんな会話が耳に入ってずっこけそうになった。
「TVのシンガーやったねー!」
「うん!良かった、9mmで予習してきておいて」

…絶句。。。

男の子二人組は、
「菊地なんとかって有名な人なの?」
「知らねー」
「菊地なんとか、エマーって言ったらきゃーっ!て歓声すごかったけど」

…はぁ。

でもすっごいファンってわけでもなく、ちょっと吉井さん見てみようよっていう若いコたちにとっては無理も無いことなのかもね。

【セットリスト】
WEEKENDER
Yer Blues
TVのシンガー
Beautiful
ONE DAY
ビルマニア
バラ色の日々


さて、いよいよ我らが大トリ、ARAHABAKIステージのTHE BACK HORN。
その前の、和太鼓の演奏から定位置で待機。
暮れ行く空に一番星が瞬いている。
こんな絶好のシチュエーションの中で、あの曲への期待が高まる~。

開演を告げるジングルが鳴るやいなや、大歓声とともにぎゅぎゅうぅっと前方へ押された。
SEが鳴り、手拍子と振り上げられる拳。
うあー、これ今までで一番見えないかもしれない。
私の直前の女の子の身長が、私のアゴくらいまでしかない。
このコが飛んだらアッパー喰らうなと思って、志村けんのアイーンのポーズでガード(笑)
メンバーが登場するとますます強まる圧迫。
そんな中、栄純の着ている荒吐姐さんTシャツの色を見て、やっぱパープルにするんだったと一瞬後悔(笑)

「こんばんは。THE BACK HORNです」
という山田の挨拶のあとに鳴らされた一曲目は「ブラックホールバースデイ」だ!
振り上げた腕が下ろせないくらい、一瞬の隙間もないほどのぎゅうぎゅう詰めだ。

2曲目はなんと「刃」!
うわぁ、この位置でこの曲は新鮮だ。
まだ2曲目なのに、アンコールのような盛り上がりだ。
寒さ防止に頭に巻いたタオルが、後方から突き上がる腕ではずれそうだよぉ。

「罠」に続いては、やっぱりきました、あの曲が!
そう「空、星、海の夜」です。
でもここでもあの気持ち悪い横揺れとワイパーが、、、。
できるだけつられないよう踏ん張って聴いてた。

ああ、でも山田の声はやっぱりいいなぁ。
ちょっと掠れ気味の高音が切ない。
間奏後の「ビルの影」の絶唱に涙が出た。
気持ちよくて夜空に体が吸い込まれて行きそう。
山田の「ありがとう」が、感極まったかのように心がこもっていた。

ラジオの公録で「ARAHABAKIは楽屋に近いので、出演者がいっぱい見に来る。MCですべらないか緊張する」なんて、自らハードルを上げてしまったMCマツ。
そんなこと言うから案の定噛んでしまってんじゃないか(笑)

終盤の怒涛の3曲では客の盛り上がりも更にヒートアップ。
時々雪崩のように押し寄せる圧迫に堪え、ステージが見えないから常に爪先立ちで足がヤバイ。

栄純は目の前にいるんだけど、ライトが逆光でその表情までは見えない。
でも満足げににこにこうんうんしてるんだろな。

ラストは「光の結晶」。
やっぱ野外で聴くこの曲は最高に気持ちイイ!
楽しすぎてアホみたいにヘラヘラしながらはしゃいじゃった。

満足そうな表情でステージを去ったメンバー。
ずーっとアンコールを求める拍手が鳴り止まなかったけど、MICHINOKUでは清志郎セッションが始まる時間のせいかアンコールがなかったのが残念。

かなりもみくちゃになって燃え尽きたけど、自分も周りの客も意外と汗びちょにはなってない。
そんだけ気温が低いってことなんだよなぁ。
あー、楽しかったよう!


【セットリスト】
ブラックホールバースデイ


空、星、海の夜
戦う君よ
コバルトブルー
光の結晶


これにて我々のARABAKI ROCK FEST. 2010は大団円。
清志郎セッションには当初出演予定はなかった吉井も出たらしいけど、ばくほんで燃え尽きたから、わかってても観ずに帰っちゃっただろうな。


記事タイトルはマリーズ志磨が叫んだ言葉。
ほんとになにもかもがびゅーてぃほー!だった。
楽しかった。
幸せだった。
あの空間は、あの時間は、何にも換えがたい特別で大切なものだ。
また来年も絶対行く!
大雨が降っても凍える寒さでも、絶対?
行く行くぅ!

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この記事へのコメント

なぁ
2010年05月05日 21:48
お疲れちゃん!楽しかったね~。
アラバキ、大~好き(8cm跳ぶ・笑)

なんだかんだあるけど、私はフェスの中で
アラバキが一番好きかもしんないなぁと思う。
面子はもちろん、このロケーションも。
雨が降ったり寒かったりするけど、
なんか「私のFES.」って気がするんだぁ。
来年も 行くぅ~~!よろしくね。

そういえば、志磨のブログで舞台監督と喧嘩したって書いてあった。
あのステージから降りたことが原因だろうね。
終わった途端、怒られないかなぁと思ったけど、やっぱり。

それから、蔵王の画像、私もこれが一番気に入ってたんだけど、
見知らぬ人が大写しで消すの面倒だったんだ~。
みきが消してくれた加工済みのもらっていくね、逆輸入(笑)
13
2010年05月05日 22:26
レポ、お待ちしてました。
定番のセットリストでも順番変わると新鮮ですね。
先週のセカイイチのイベントの時の山田の歌が素晴らしかったので、外で聞く空星はさぞよかっただろうなあ、と羨ましいです。
荒吐姐さんTシャツもいかしてます。
でも…毛皮のマリーズのビューティフルの歌詞に一番ぐっときてしまいました。泣けますね、これ。年とってるから尚更。俄然興味がわいてきました。
みき
2010年05月05日 23:40
>なぁ
お疲れちゃーん!
今年もいっぱいお世話になりました。
ありがとね!

私もARABAKIが一番好きだな。
毎年いい面子が揃ってるし、環境もいいし、食べ物も美味しいし。
来年も行こうね!
よろしく~。

志磨ブログ見たよ。
やっぱステージから降りたのが原因か。
かまってちゃんのの子やチェルシーの渡辺も怒られたって書いてあったね。
若手には厳しいんかいな?

蔵王の逆輸入(笑)、どうぞどうぞ!
なぁからもらった画像いっぱい使わせてもらっちゃった。
ありがと~。
みき
2010年05月05日 23:52
>13さま
セカイイチ行かれたんですね。
山田はこれからもっと活動を広げて行きそうな気がするな。
ばくほんで歌ってるのが一番ですけどね。

マリーズいいですよ!
後記事に貼った動画泣けますよ~。
ひたちなかにもばくほんとマリーズが一緒に出るので楽しみです。
チケット取れればいいですけど…。
ローズ
2010年05月05日 23:59
お疲れ様でしたー!&渾身のレポ、ありがとうございますっ!
タイムテーブルが発表になった時はほんとに見るべきバンドてんこ盛りで、
特に2日目は「みきちゃんたち瀕死だな」と思ったんですが(笑)、
お天気にも恵まれたようで、たっぷりがっつり楽しめたようで
本当によかったです。
個人的には「桜吹雪とZAZEN」のくだりにやられました。
いやあ、見てみたい光景だあ。さぞや凛々しかったろうなあ。
あと吉井さんとTHE BACK HORNと毛皮のマリーズが同日ってのも、
主催者側、狙ったのならうますぎるぜ!って感じですよね。
レポ拝見しただけでもかなりお腹いっぱいになったので、
実際に体験した方たちの至福感はいかほどなのかなあ、と私もニマニマしとります。
みき
2010年05月06日 01:12
>ローズ
いやぁ、あのZAZENはローズにこそ見せたかったなぁ。
私が観ちゃって申し訳ないような、、、(笑)
緊迫感と強靭な演奏と、その合間にくすっとさせるところもあって、そこに舞い散る花吹雪。
ほんっとにかっこよかった。

二日目はもう我々のためのメンツ?ってくらいてんこ盛りでした。
他にももっと見たいステージがあったんだけどなぁ。。。もったいない。

ひたちなかもかなりいいメンツですよ。
ご一緒しません?

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